金持ちはお金のために働かない~金持父さん貧乏父さんに学ぶ、『自分のためにお金を働かせる方法』とは~
こんにちは。お金カフェ運営事務局です。
GWはいかがお過ごしでしたでしょうか?
連休明けでまだ連休ボケが抜けない方、働く気力が起きない方もたくさんいらっしゃるかと思います。
人生の時間は有限なので、できれば毎日やりがいの持てること、楽しいことに時間を使いたいものですね!
さて、当ブログを読んでいただいている皆さんは、世界的に知られている書籍『金持父さん貧乏父さん』を読まれたことはありますでしょうか?
お金カフェブログ第一弾となりますが、今回は本書に出てくる「金持父さん」の考え方について、本文を抜粋しながら紹介してみたいと思います。
『金持父さん貧乏父さん』といえば、世界的に知られているベストセラーでもあります。
当ブログをご覧になっている皆さまの中にも、ご存知の方は多いのではないでしょうか。
『金持父さん』シリーズは全世界で3000万部、日本でも340万部を突破。『金持父さん貧乏父さん』だけでも、発行部数は全世界で1000万部、日本国内でも100万部をこえています。また、51ヶ国語に翻訳され、109カ国以上でも紹介されている本ですね。
本書がここまで記録的なベストセラーとなった背景には様々な要因があるかと思いますが、その背景の一つとして日本の経済変化が大きく関わっていると思います。
『金持父さん貧乏父さん』が初めて発行されたのは2000年であり、その頃の日本はバブル経済の崩壊・平成不況と言われている時代でした。
そして今、終身雇用制度や退職金の廃止、実力主義の文化移入を進める企業も増えてきています。
私たちが定年退職後、本当に年金は支払われるのでしょうか。
少なくとも、自分の身は自分で守らなければならない時代になってきています。
その意味でも、本書は1つの道筋を照らしてくれていると思っています。
目次:
①貧乏父さんと金持父さんの違い
②金持父さんになるための第一歩として
③まとめ
①貧乏父さんと金持父さんの違い:
主人公は、金持ちになる父と貧乏になる父からそれぞれの教えを受けて育ちました。本書内にて、金持父さんと貧乏父さんの口癖・考え方の違いを下記のように挙げています。
【口癖の違い】
・貧乏父さん:金持ちはお金に困っている人を助けるためにもっと税金を払うべきだ。
・金持父さん:税金は生産する者を罰し、生産しない者に褒美をやるためのものだ。
・貧乏父さん:一生懸命勉強しろ、そうすればいい会社に入れるから。
・金持父さん:一生懸命勉強しろ、そうすればいい会社を買うことができるから。
・貧乏父さん:この家は私たちにとって最大の投資であり、最大の資産だ。
・金持父さん:この家は負債だ。持ち家が自分にとっての最大の投資だという人は大いに問題がある。
その他にも、貧乏父さんは、お金やビジネスについての話を食卓でするのを大いに奨励するかと思えば、
金持父さんは、食事をしながらお金の話はしてはいけないと言う、貧乏父さんが、「お金に関しては安全第一で」と言うかと思えば、金持父さんは、「リスクをとることを学べ」と言う、等を挙げております。
【考え方の違い】
貧乏父さんは他者依存、金持父さんは自己依存の考え方を持っていました。
貧乏父さんは、会社や政府が自分たちのめんどうをみてくれると信じて疑わず、いつも昇給や年金、医療費の補助、病気休暇、有給休暇、などといったことを気にかけていたと語っています。一生仕事が保証される、あるいは一生恩典を利用できることが、仕事そのものよりも重要であるという考え方を持っていました。
一方の金持父さんは、経済的に100%「自分に依存すること」が大事と考えていたと語っています。退職後の恩典を受ける資格などというものには強く反対し、そんなものは軟弱で、金銭的に他人を頼らなければならない人間をつくるだけ、大切なのは、金銭的に有能であるということだったようです。
「貧乏父さんは、いい仕事につくための上手な履歴書の書き方を教えてくれ、金持父さんは、自分で仕事を生み出すためのビジネスプラン、投資プランの書き方を教えてくれた」という言葉にもある通り、雇用される側に立つのか、雇用する側に立つのかという観点から物事を捉えていたようです。
②金持父さんになるための第一歩として:
「中流以下の人間はお金のために働く、金持ちは自分のためにお金を働かせる」
金持父さんは、主人公に対して上記のように教えています。
学校は、「お金に関する実際的な技術」ではなく「学問的な知識・専門的な技術」のみを教授する場となっており、「お金のために働く方法」は身につくものの、「自分のためにお金を働かせる」という考え方を持っている人が少なくなってしまうと指摘しています。
結果として、お金を生み出す方法・選択肢を複数持っている人が少なく、お金を持たずにいることが怖いから朝から晩まで必死で働く、給与を受けとれば欲張りな心が頭をもたげ稼いだお金をすべて注ぎこむ、ということを繰り返しているようです。
大切なことは、上記のように恐怖と欲望という感情に流されず、感情をうまくコントロールする技術を身につけること。感情に支配されず、頭で物事を考えられるようになることが、「自分のためにお金を働かせる」ための第一歩であり、重要であると教えています。
③まとめ:
以上、『金持父さん貧乏父さん』の一部を抜粋し、お金持ちの『考え方』についてご紹介させて頂きました。
会社員として、毎日同じ家から同じ道を通り、同じ電車に乗って、同じ会社に出社、朝から晩まで働き続ける。繁忙期には、平日終電まで働き、時には土日出社もいとわない。
このような毎日を送っている方も多いのではないでしょうか。
上記のように、自分の時間・労力を使って収入を得る『労働収入』で生活している方がいる一方で、本書は、お金を生み出す仕組みをつくり収入を得る『不労収入』という考え方を提案しています。
この考え方を持っておくことによって、今後の時代・経済の変化にも影響されず、自分の身は自分で守れるようになる、何より人生にとって最も貴重な『時間』を価値あるものに注げるようになるのだと思っています。
お金カフェでは、5月28日(土)13時より、『お金持父さんに学ぶお金の基本~ボードゲーム編~』を開催いたします。
当日は、本書でも取り上げられている『キャッシュフロー101』を用いて、楽しみながら『お金持ちなら誰もが実践している、お金の働かせ方』を身につけて頂く場をご用意いたしました。
↓↓ご興味のある方は、下記URLから詳細ご確認頂き、ご予約ください↓↓
https://okanecafe.com/index.php?base_id=Event&node_id=list&id=124
また引き続き今後も、下記3点について随時ブログ更新していきたいと考えております!
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