世界中にお財布を持ちませんか?~タイ・バンコク不動産投資マーケット編~
こんにちは。お金カフェ運営事務局です。
今回は、日本ではなく海外情報についても発信していきたいと思います。
当ブログを拝見頂いている皆さんの中に、
海外に目を向けて投資されている方は何人いるでしょうか。
・もう少し、お金が貯まってから・・・
・もう少し、勉強して知識を深めてから・・・
・まずは国内での投資収入が安定してから・・・
いろんな声が聞こえてきそうですね。
ただ、下記の図をご覧ください。
(引用:内閣府 将来推計人口でみる50年後の日本 2016年)
内閣府が発行している国内人口動態推移データになります。
国内市場の縮小は一目瞭然ですね。。
やはり、日本の国力は落ちてきているので、
海外にも目を向けてリスク分散していくことが重要かと思います。
そこで今回は、タイについてご紹介したいと思います。
①2050年、世界経済規模は「アジア」が半分以上
アジアは現在、歴史的な転換期を迎えていると言われております。
まずは、下記の図をご覧ください。
(引用:アジア開発銀行(ADB)作成)
2050年までの世界経済規模における、
アジアのシェア率推移を表しています。
上記図のような経済成長が続けば、
2050年までにアジアの1人当り国民所得は、
購買力平価ベースで6倍、
現在の欧州の水準に達することになると言われています。
そうなれば、アジアでは約30億人が新たに富裕層の仲間入りを果たすことになります。
また、アジアは世界のGDPに占める構成比が2050年までに、
現在のほぼ倍に相当する52%に達し、
今から300年ほど前の産業革命以前に占めていた、
支配的な経済的地位を取り戻すことになるようです。
②AEC(東南アジア経済共同体)が発足
「ヒト・モノ・カネの動きを自由化」するために、
AECが2015年12月末に発足しました。
AEC発足前からASEAN域内では、
物品やサービス、投資分野の自由化が進んできているようです。
特に物品(貿易)は、1992年に始まった規約が、
1998年にASEAN物品貿易協定(ATIGA)に変化し、
段階的な関税引下げが始まっています。
隣国には中国(人口13.6億人)やインド(同12.4億人)、
さらに海を隔てて、先進国の日本(1.3億人)やオーストラリア(2,300万人)が存在します。
関税などの障壁もなく、貿易がよりスムーズになると予測されています。
上記の図はASEAN加盟国/ASEAN+3と東アジア首脳会議(EAS)の構成国分布を表しています。
御覧の通り、特にタイは将来的にインド方面へも連結出来る可能性があります。
③インフラ整備が進む、都市鉄道「パープルライン」試運転開始
タイは、2013年時点で総人口6,745万人のうち1,033万人が、
東京の3/4ほどの面積のバンコクに集中しているといわれています。
周辺地域とバンコクを結ぶ交通網の整備は、
国をあげて解決を図る必要がある重要事項となっているようです。
こうした流れを受けて、タイ政府は2016年の8月に、
運航開始予定の都市鉄道「パープルライン」の建設を決めております。
パープルラインとは、全長23キロの路線に16駅、
車両は丸紅と東芝製となる路線です。
下記の図は、2015年5月時点でのバンコク都市鉄道網分布図となります。
エアコン設備やデジタルサイネージの導入なども充実しており、
1日当たり12万人の利用を見込んでいるようです。
走行距離は2016年時点の約6倍となる515.3kmにまで達する予定です。
バンコク都内だけでなく、バンコク首都圏と呼ばれる4つの隣県へ接続しています。
その他にもタイ国内では、計11路線がバンコク都内を中心に
2029年までに開業予定となっており、タイ政府からの承認も下りているようです。
以上より、今回は、タイ・バンコクの現状をお送りいたしました。
社会情勢変化、技術革新等、時代の流れに応じて、
ビジネスチャンスは国を跨いで移り変わっていきます。
大事なことは、そのチャンスが訪れた時に
キャッシュが手元にあるか、
そして即座に意思決定できるマーケットの理解があるかだと思います。
出来れば、世界中にお財布を持っておきたいものですね!
これからも引き続き、世界の投資マーケット情報もお伝えしながら、
皆さんが世界中にお財布を持てるよう発信していければと思います。
また、下記3点について随時ブログ更新していきたいと考えております!
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