朝食を食べなくても仕事の生産性は上がる!?
「朝食は食べないといけない」というわけでもないらしい
昔から「朝食抜きはよくないよ」と言われており、いつの間にか朝食を抜くのは悪いことみたいに思われがち。
でも、“絶対”食べなければならないというわけでもないみたい。というのも、朝食を抜いたり、スムージーや豆乳、ヨーグルトなどの軽めの食事で済ませるというアスリートの食生活が注目を浴びているからです。
近年、ファスティングで減量を目指すダイエット方法がもてはやされています。つまり、朝食を抜くことにより体の中がリセットされて、高いデトックス効果が期待できるんです。
そもそも朝起きたばかりだと、体の消化器官はまだ休息モードに入っている状態。
一般的には夕方から夜にかけて副交感神経が優位になり、寝ている間に脳や体を休めてたまった疲れを和らげてくれます。
その日に受けたダメージを修復する力が備わっているんですよ。
そこへ朝起きていきなりカツ丼、餃子、ラーメン、うどんといったヘビーな食事スタイルを導入してしまうと、消化器官にかなりの負担がかかってしまいます。
そして、消化不良や胃もたれなどの悲しい状態を引き起こしてしまうんです。
朝はデトックスの時間
夕食で摂った食べ物は、3〜4時間かけてゆっくり消化されて朝はデトックスタイムに入ります。
以前記事の中で、空腹のときほど集中力が高まり仕事の生産性が上がるというお話をしました。
つまり、朝食を抜いたり軽めの食事でササッ済ませることは、決してマイナスではないのではないでしょうか。
人それぞれ体質や生活スタイルに違いがありますが、朝食を軽めに済ませるorあえて食べないことにより、仕事の生産性をアップさせるという効果を秘めているんです。
朝食抜きスタイルでもアウトプットは可能
朝食を食べることにより、脳が活性化して仕事の効率化につながるのは確かな様子。
よく「朝食を食べないと頭が働かないわよ」なんて母親に言われた経験ってありませんか?朝食をきちんと摂ることで、体のスイッチが切り替わって集中力や思考力が高まると言われています。
実は、朝食以外でもスイッチをうまく切り替える方法はたくさんあるんですよ。
例えば、毎朝決まった時間に起きて日光を浴びたり、家を出る前に読書をしたり、音楽を聴いたり、早めに起きて家の近くを軽く散歩をしたり。
朝の決まった習慣づけによって、休息モードから活動モードに切り替えられるようです。 だから、あなたが朝食を食べない派だったとしても、アウトプットはいくらでも可能なんですね。
一日の始まりとなる朝の習慣を意識しながら、仕事もサクサク進めたいものです。